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ナースケア・リビングの特長

在宅ケアの経験豊富なスタッフが支える「かんたき」

ナースケア・リビング世田谷中町は、通称「かんたき」(看護小規模多機能)の施設です。住み慣れたご自宅に近いところで、患者様がちょっと泊まれてご家族が休めたり、働いているご家族のために「デイサービス(通い)」で夕食が食べられたり、少し延長できたり。ケアプランを柔軟に組み替えることで、ご自宅での生活をサポートするのが「かんたき」です。

「かんたき」のサービスイメージ図

ナースケア・リビングの介護サービスを担うのは、在宅ケアの経験豊富な看護師、リハビリスタッフ、ケアマネジャー、ケアスタッフ。普通の介護施設を利用することが難しい、気管切開、胃ろう、酸素吸入など医療処置が必要な患者様も安心して利用できます。

そして、世田谷区で在宅医療を行う桜新町アーバンクリニックのバックアップ体制があるのも、ここの安心のひとつです。万が一、病気や医療的ケアで変化があっても、クリニックの医師と24時間いつでも連絡が取れ、必要に応じて臨時往診を受けることができます。(桜新町アーバンクリニック以外の訪問診療を受けている場合も同様です)

在宅医療の実績で知られる、桜新町アーバンクリニック

ナースケア・リビングの運営母体である桜新町アーバンクリニックは、2009年から在宅医療をスタートし、これまでに世田谷区の1500名以上の方を診療してきました。
病気や身体が不自由でも、医療処置があっても、自宅での生活が続けられるように、医師、看護師、リハビリ、介護スタッフなど在宅ケアの経験豊富なスタッフが、利用者、家族と一緒に考え、一緒に生活を作っていきます。

桜新町アーバンクリニック院長 遠矢 純一郎
所在地 世田谷区3丁目21-1 さくらウェルガーデン2階
診察科目 内科、小児科、婦人科、心療内科、訪問診療
在宅医療実績
(2021年4月時点)
約430名(居宅330名、施設100名)
在宅看取り数 130軒以上、緊急往診件数 1300件以上
機能強化型在支診

 

「生活リハビリ」で、自立と自律を支援する

ナースケア・リビングが目指す支援は、ご利用者様が「自分らしく生きられること」。何もかも受け身になるのではなくて、ご本人・ご家族・スタッフの全員が 今よりも少しでも“生活しやすくする工夫をしよう!”と思うことが、自立や自律を促すきっかけを作ります。”やってみたいこと”が実現することは、その人らしさを表現する、とても大切な行程なのです。

ですから、私たちは、生活の中にリハビリを取り入れることをおすすめしています。リハビリは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士だけが行うものではありません。ご自宅での「生活リハビリ」は、今生活しているその場にある道具を使ったり、ちょっとした動作の工夫を続けることを支援します。これまで出来ていた動作を諦めてしまわないことがポイントです。

ご自宅で長く暮らし続けるために、そうした生活の中での自立・自律を助け、“自分らしい”生活ができて笑顔が増えること、それが、ナースケア・リビングが目指す介護サービスです。

高齢者、認知的不安のある方にもやさしい「デザインと工夫」

ナースケア・リビング世田谷中町の内装は、英国スターリング大学認知症サービス開発センター(DSDC)監修で設計されており、「高齢者、認知症の人にも優しいデザイン」を採用して多くのメディアにも取り上げられました。ここでいう「優しさ」とは、「利用者様が出来ないことを、何でも代わりにしてあげる」ことではありません。目指しているのは、「利用者様自身が自立して、やりたいことができるようにする」こと。

私たちが考える理想の環境とは、健常な人も、身体や精神・知的障害などのハンディキャップを持った人も、皆が共に暮らしやすい環境です。ナースケア・リビングでは、利用者様の持つチカラを損なわず自立の助けとなるよう、デザインと工夫でさりげなくサポートし、すべての人に心地よい環境づくりを目指しました。

Point
リビング ダイニングルーム
居室

高齢者に配慮した、空間認識を助けるためにコントラストを付けた色調の床や壁

お手洗のサイン
浴室

分かりやすい扉の色やサインと、つかまりやすいよう配慮された、お風呂の手すりの色と位置

洋食器
和食器

自助食器や、軽くて丈夫な食器の使用

スターリング大学の認知症デザイン認定証

認知症デザイン認証とは

認知症デザイン認証とは、世界各国の研究をもとに英国スターリング大学認知症サービスセンターが開発した、認知症患者の生活を支えるために有効な建築・内装デザインかどうかの評価項目、および審査のこと。最高評価のゴールドは、必須項目を満たした上で、全項目の90%以上が基準を満たしている施設だけに贈られます。

地域の中で、地域とのつながりを大切にする「かんたき」

ナースケア・リビングが入る「世田谷中町プロジェクト」は、多世代の交流や、地域とのつながりが生まれる住環境づくりを目指しています。その拠点となる共有施設「コミュニティプラザ」にナースケア・リビングはあります。この施設には、他に、認可保育園(2F)、カルチャールーム(4F)やコミュニティサロン(1F)が入り、周辺地域住民が利用できるようになっています。

認可保育園はナースケア・リビングの階下にあり、子どもたちは、挨拶をしてくれたり、習いたての歌を歌いに来てくれたりします。子どもたちの元気な笑顔や声に触れると、ご利用者様もスタッフも、身体の中から生きる力が湧いてくるようです。

また、この世田谷中町プロジェクトから始まった「世田谷中町まつり」には、利用者様も一緒にみんなで参加しています。世田谷中町の「かんたき」、ナースケア・リビングは、これからも地域の一員として、この地域に暮らす人びととのつながりを大切にしていきます。

ナースケア・リビングのコンセプト

ナースケア・リビング世田谷中町のスタッフ

2017年5月、私たちは、医療的ケアが必要な方でも安心して利用でき、ご家族も休める介護サービスの提供を目指して、ナースケア・リビングを開所いたしました。
ナースケア・リビング Nurse Care Living」という名前には、利用者様がそのひとらしく居られるところ(Living room)をつくり、生き、暮らし続けること(Live-ing)をお手伝いし、その人生をご家族と一緒に支える存在になりたい、そんな思いと決意を込めています。

私たちの想いやコンセプトについては「ごあいさつ」のページもご覧ください。

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