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季節の変わり目は要注意!体調を崩しやすい理由とは?

2025.2.20  コラム

 

みなさんこんにちは。看護師のはなまる。です。
NCLにある沈丁花が蕾をつけ始めました。風が冷たい今日この頃ですが、少しずつ春の訪れを感じさせます。

さてさてこの時期は三寒四温という言葉もあるようにここ数日は大寒波も到来し、昼の日差しが暖かくなってきたと思えば、夜は息が白くなるほどの寒さです
このコラムをご覧の皆さまはご体調はいかがでしょうか?

春から夏へ、夏から秋へ——季節が移り変わるたびに「なんとなくだるい」「風邪をひきやすい」と感じることはありませんか?

実は、季節の変わり目は体調を崩しやすい時期なのです。今回は、その理由と対策についてお話しします。

  1. 気温や湿度の変化が大きい

季節の変わり目は、朝晩と日中の気温差が大きく、湿度も変動しやすい時期です。日中は暖かくても、朝晩は肌寒いこともありますよね。こうした気候の変化に体がついていけず、自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなるのです。

  1. 自律神経の乱れが体に影響する

私たちの体は、寒さや暑さに適応するために自律神経をフル回転させています。自律神経は、体温調節や血圧、消化機能などをコントロールする重要な働きを持っていますが、急な気温の変化が続くと負担がかかり、だるさや頭痛、胃腸の不調を引き起こすことがあります。

  1. 免疫力が低下しやすい

気温の変化に対応しようと体がエネルギーを使うため、免疫力が一時的に低下することがあります。その結果、風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなったりします。年齢を重ねるほどに免疫力が少しずつ落ちてくるため、より注意が必要です。

  1. 花粉やアレルギーの影響も

春や秋は、花粉が飛びやすい季節。アレルギー体質の方は、鼻水やくしゃみだけでなく、全身の倦怠感を感じることもあります。また、秋になるとダニやハウスダストの影響も増えるため、アレルギー症状が悪化しやすくなります。

  1. 生活リズムの乱れに注意

季節の変わり目は、日照時間の変化により、睡眠のリズムが崩れやすい時期でもあります。「最近よく眠れない」「朝起きてもスッキリしない」と感じることがあれば、季節の変化が影響しているかもしれません。
そんな季節の変わり目を元気にどうすれば体調を崩さずに過ごせるのでしょうか?

服装で温度調節をする

 朝晩の冷え込みに備えて、カーディガンやひざ掛けやストールを持ち歩くと安心です。

バランスの良い食事をとる

 免疫力を高めるビタミン(ビタミンC・D)やたんぱく質を意識的に摂りましょう。

適度な運動をする

 軽いストレッチやウォーキングは、自律神経を整え、体調管理に役立ちます。

規則正しい睡眠を心がける

 寝る前にテレビや電子機器の使用を控え、リラックスした状態で眠ることが大切です。

こまめに水分補給をする

 気温が下がると水分摂取が減りがちですが、体内の巡りを良くするためにも、こまめに水を飲みましょう。

「ちょっとした工夫」で、体調不良を防ぐことができます。
季節の変わり目を元気に過ごし、快適な毎日を送りましょう!

看護師はなまる

ご相談・お問い合わせ 03-6411-6422