冬は体だけでなく「気持ち」も冷えやすい季節です
こんにちは!ケアスタッフのカスガです。

2月は寒さが最も厳しい時期です。外出の機会が減り、家の中で過ごす時間が増えると、ご本人だけでなくご家族も「なんとなく元気がないな」と感じることはないでしょうか。
冬は気温の低下だけでなく、日照時間が短くなることで気持ちも沈みやすい季節です。高齢になると、体力の低下や持病への不安、外出の億劫さなどが重なり、さらに閉じこもりがちになります。すると会話の機会が減り、食欲や意欲の低下につながることもあります。
私たちが日々の関わりの中で大切にしているのは、「特別なこと」よりも「小さな楽しみ」です。温かい飲み物を一緒に飲むこと、昔の思い出話をすること、季節の話題に触れること。何気ない時間が、気持ちをほぐし、生活のリズムを整えてくれます。
ご家庭でも、無理に外へ連れ出そうとするより、「一緒にテレビを見る」「好きな音楽を流す」「昔の写真を見る」といった、安心できる時間を共有するだけで十分です。会話が少なくても、同じ空間で過ごすこと自体が心の支えになります。
ナースケア・リビング世田谷中町でも、テレビモニターを使い、YouTubeで昔の歌謡曲を流しながら利用者さまと一緒に楽しむ時間を大切にしています。懐かしい音楽が流れると、自然と口ずさんだり、思い出話が始まったりと、その方らしい表情が見られます。音楽は言葉以上に気持ちをつなぐ力があり、安心できる空間づくりに大きな役割を果たしています。
寒い季節は、体調だけでなく心も揺らぎやすくなります。そんな時こそ、そばにいる人のぬくもりや何気ない時間が、大きな支えになります。特別なことをしなくても、一緒に過ごす時間そのものが安心につながっています。私たちはこれからも、ご本人とご家族が「ここなら大丈夫」と思える場所であり続けられるよう、日々の小さな関わりを大切に積み重ねていきたいと思っています。



