ナースケアリビングの環境支援について

こんにちは！

広報担当2号　介護士のトン吉（ペンネームです）です。

実はNCL （ナースケアリビングの頭文字をとった略称です、ちょいちょい出て来ますのでお見知り置きくださいね）広報担当は3人おりまして、今回のコラムは私が担当となりました。拙い文章と内容で大変恐縮ですがご一読いただければ幸いです。

今回のテーマはNCLの環境支援についてです。環境支援と言いましてもNCLではトイレの扉や浴室の手摺などコントラストをつけた施設環境で認知症の方でも認識がしやすい設計を取り入れております。詳しくはホームページ内でも紹介しておりますので是非そちらもご覧ください。ハード面での環境支援はもちろんですが季節ごとに室内の飾り付けにも力を入れており利用者様にも好評です。「今の季節はいつなのか？」を感じて頂くために施設での環境支援に取り組んでおりますが、与えられた環境に勝手に限界を感じて何もしないっていうのだと勿体無いですよね！与えられた環境でいかに季節感を演出するのか色々と考えてイメージすることから始まり実際試してみると上手くいったりするんですよね。NCLでは飾り付けは頭上に紐を張ってそこに吊るし飾りをしたものと壁飾りの2種類作成しております。吊るし飾りは5月に藤棚を作ったことがきっかけでそれから毎月〝何かしら“を吊るしてますよ。5月の藤は葡萄にも見えると囁かれましたが…ちゃんと目を見開いて見ればわかります！どこからどう見ても藤ですよね…？利用者さんにも協力していただき量産できました！ありがとうございます！6月はテルテル坊主を。これまた利用者さんとせっせとこしらえました。初めに4体（数え方はこれでいいのかしら…？）吊るしたところで休憩…ふと見上げてみると、なんか不気味…紐に4体だけぶら下がってる様子が怖かったので急遽リボンをつけたら、うん、良いんじゃない？ということで沢山吊るしたら何か段々と可愛く見えてきました。子供の時は可愛く見えたテルテル坊主も大人になって改めて見ると何だか違う見え方で見えるんですよね…それってもうピュアじゃなくなったってこと？いつまでもピュアな気持ち、持ち続けたいものです。そして7月は風鈴です。この風鈴がまた可愛いんですよ！利用者さんも喜んでくださいました。これ、写真だと分からないですけど鈴が付いているんです。風鈴の音色とは違うのですが、これはこれで良いものです。ちょうど風鈴の真下を通る時に頭に触れて鈴が鳴るんですよね。壁飾りも毎月季節に合ったものを用意しており利用者さんと職員が一緒に折った折り紙を貼り付けてアート作品に仕上げています。パッと見ても分からないところに工夫をしておりまして、四隅にポケットを作ってそこに模造紙を差し込んでいるんです。でも、何でそんなことをするのかと言いますとそれは…NCLが賃貸だからなのです。穴が開けられないので画鋲は使わない展示方法をとっているので貼るしかなく…B1サイズくらいの大きな紙を右、左に一枚ずつ貼ります（1枚だと寂しいので）！両面テープで貼り付けても1週間程度すると重みによって剥がれる（他のスタッフが通りすがりに剥がれたところを貼ってくれるんです…優しい…！）それをまた貼りつけるというのを繰り返すうちに心が折れそうになりましたが、ある日この方法を思い付き試したところ一ヶ月掲示していても落ちてこない！やったー！このポケットは展開図を作って、それを折ってそれに両面テープを貼っているだけなんですけど、色々試してみるものですね。来月もまた利用者さんに素敵！って言ってもらえるような飾り付けを企画し、既に制作が始まっておりまして利用者さんが沢山折ってくださった花弁が出番待ちの状態です。また頃合いを見てこちらに紹介しますので来月以降の飾り付けも是非見てやってくださいね！