お知らせ

みなさま、乾燥予防につとめましょう!!

2024.12.16  

こんにちは!

 

ケアスタッフのサウナ狂(仮)です。

 

秋から冬へ移り変わりました。今年は急激な季節の変化に体調が不安定になってはいませんか??特に今年は暑い時期が長く、もはや秋は無かったのでは?とよくメディアでも取り上げられていましたね。我々スタッフも利用者も悩まされたことは記憶に新しいです……。

 

そして、ようやく本格的な冬がやってきました。冬は空気が乾燥しやすく、高齢者の方々にとって特に注意が必要な季節です。高齢者は肌の水分量が減少しやすく、乾燥によるトラブルが起こりやすくなります。ここでは、高齢者に特化した乾燥予防のポイントを詳しくご紹介します。

 

1.加湿をしよう

まず、加湿器の使用が非常に効果的です。冬の室内は暖房を使うため、どうしても湿度が下がりがちです。加湿器を使うことで、室内の湿度を40%〜60%に保つことができます。特に寝室やリビングなど、長時間過ごす場所に設置すると良いでしょう。また、加湿器のフィルターや水タンクは定期的に清掃し、清潔に保つことも大切です。

 

2.水分補給をしよう

次に、水分補給の習慣を身につけることが重要です。高齢者は喉の渇きを感じにくくなることが多いため、意識的に水分を摂るように心がけましょう。温かいお茶やスープなど、飲みやすいものを選ぶと良いですね。特に、食事中や食後に水分を摂ることで、体内の水分バランスを保つことができます。

 

3.保湿をしよう

さらに、保湿ケアも欠かせません。高齢者の肌は敏感で乾燥しやすいため、保湿クリームやローションを使用して、特に手や顔、足などをこまめにケアしましょう。入浴後や洗顔後にすぐに保湿を行うことで、肌の水分を逃がさず、乾燥を防ぐことができます。保湿剤は自分の肌に合ったものを選ぶことが大切ですので、必要に応じて皮膚科医に相談するのも良いでしょう。
※中途入社したスタッフから、「NCLの保湿ケアについて感動した」、という言葉を聞いたことがあります。
「みなさん(利用者)の肌がキレイってすごい事ですよ!!」と...。
なんだか普段のケアを褒められたみたいで嬉し恥ずかしいですね……!!

 

4.適切な服装を心がけよう

また、適切な服装も重要です。冬は冷えやすい季節ですが、重ね着をすることで体温を保つことができます。特に、ウールやフリースなどの素材は保温性が高く、肌に優しいものを選ぶと良いでしょう。外出時には手袋やマフラーを使って、肌を直接冷たい空気から守ることも大切です。

 

5.入浴時は適温で浸かろう

入浴時の注意も忘れずに。お風呂はリラックスできる時間ですが、熱すぎるお湯は肌を乾燥させる原因になります。ぬるめのお湯で短時間の入浴を心がけ、入浴後はすぐに保湿を行いましょう。また、入浴中は長時間浸かりすぎないように注意し、体が温まったら早めに上がることをおすすめします。上がった後は浴室と脱衣所の温度差によるヒートショックも要注意です。

 

6.バランスの良い食事を摂ろう

さらに、栄養バランスの整った食事も重要です。高齢者に必要な栄養素を意識した食事を心がけましょう。特に、ビタミンEやオメガ3脂肪酸を含む食品は肌の健康に良い影響を与えます。ナッツ類や魚、緑黄色野菜などを積極的に摂取することで、内側からも乾燥を防ぐことができます。
※食事内容については疾患や内服薬によって禁食もありますので主治医にご相談を!

 

7.定期的な健康チェックを心がけよう

最後に、定期的な健康チェックを行うことも大切です。乾燥による肌トラブルが気になる場合は、医師や皮膚科医に相談することをおすすめします。定期的な健康チェックを行い、必要なケアを受けることで、安心して冬を過ごすことができるでしょう。
※NCLでは日々の健康チェックを欠かさずに行っています。ご本人及び家族からの聞き取り、ケアスタッフや看護師が訪問サービスで伺った際など細かな様子を把握して早めに対処できるように心がけています!

 

これらの対策はほんの一部となりますが、高齢者の方々が冬の乾燥から守られ、快適に過ごせるようになると思います。

 

高齢者の方に限らず、お読みになったご家族様、福祉・医療職のみなさんも参考にしてみてくださいね!

 

快適な冬の生活を送れるように乾燥予防に努めていきましょう。

ご相談・お問い合わせ 03-6411-6422